夏の秋田高校総体へ。
本日のリーグ戦の結果、男子は福岡第一と福大大濠、女子は福大若葉と中村学園の出場が決定しました。
3年生のねばり、新人の活躍など強豪同士の総体をかけて凌ぐ一戦に、楽しませていただきました。
会場は、九州国際大学 平野記念館で開催。例年どおりに会場は満員。
第一試合は、福大若葉対精華女子、中村学園対折尾愛真
◆ 福大若葉 対 精華女子
昨日、中村学園にやぶれた精華女子は一発勝負をかけた試合となり、試合はそれを象徴するものとなりました。
立ち上がりから高さを武器に若葉のフォワードが精華のゴールを脅かします。負けじと精華のスピードあるガード陣が若葉のゴールを狙います。
ミスマッチのポジションで着実に決める若葉。ドリブル、パスからアウトナンパーを作り3Pを放つ精華。若葉が引き離そうとするもイージーなシュートを落とします。ディフェンスからのポイントで引き離されない精華のねばりが勝り、ともに持ち味を出した展開、一進一退の攻防。
前半36対36で終了。
後半は、若葉がすぐにゴールを沈め、得点先行。そこから勢いを増す若葉のフォワード陣、ガードも精華のディフェンスラインを突破します。点差は僅差ながらも優位に試合を運ぶ若葉。しかし次第に足が止まります。その隙をついて精華のガード陣が3Pを沈め、くらいつきます。
若葉もリバウンドやスティールから速攻につなげますが、シュートミス。逆に速攻へつなぎ、若葉を揺さぶる精華。
3Qも 若葉57対56精華。勝負の4Qへ
4Q精華はオールコートで、若葉のガードにプレッシャーをかけます。それをかわしてきっちり運ぶ若葉。最後までもつれそうな展開。試合が動いたのは残り4分からでした。ディフェンスが少し甘くなった精華に、若葉がインサイドのショートコーナーから連続得点、引き離しにかかります。
交代で引き離されまいと必死の精華の守りに、流れが傾き2点差に迫ります。
残り1分半、ここで精華のディフェンス連係ミスで若葉が3Pを沈め、5点差。精華に傾いた流れを止めます。焦る精華はシュートがリングに嫌われ、若葉がリバウンドを取る。最後、精華に1ゴールは許すもきっちり若葉がストーリングしながら、ボールをキープ。
69対66で、若葉が勝利しました。
◆ 中村学園 対 折尾愛真
試合前アップ中のアクシデントでエースガードを欠いた中村学園でしたが、高さとディレードオフェンスで折尾愛真の猛攻を凌ぎ、僅差ながらも59対52で2勝目をあげました。