2011年5月25日水曜日

全九州高校バスケ 福岡県予選 福大若葉VS折尾愛真、精華女子VS中村学園

女子の準決勝は福大若葉 対 折尾愛真、精華女子 対 中村学園。


福大若葉 VS 折尾愛真




折尾愛真のガードの1対1とアウトナンバーの3Pに終始苦労するも、高さのあるフォワード陣の若葉がシュートミスを誘発し、3メン速攻に持ち込み得点する展開。
終始安定したシュート力とリバウンドを完全に掌握し、93対67で福大若葉が決勝へ駒を進めました。



精華女子 VS 中村学園


この4月より2回対戦し、互いに譲らず1勝1敗の成績の両校。3回目の対戦も激戦となるのか。


1Q 精華女子は機動力重視のメンバー、中村はセンターを起用しての布陣。
精華女子はいつものテンポからのシュートで決まらず。中村はボールをインサイドに入れて0対2。中村先行で試合が始まりました。ガードのパス回しと崩しのドライブで中村のディフェンスを翻弄するもなかなかシュートが決まらない精華に対して、インサイドアウトのシュートで加点する中村。0対4となるも、折り返し精華フォワードのドライブで2対4と攻め立てる。
ガードの安定したフロアコントロールで、インサイドアウトに徹し加点する中村に対し、3Pとドライブからの切り崩しで攻める精華。お互いのスタイルに徹する。1Qは12対18で中村リード。


2Q なかなか追いつけない精華はメンバーを入れ替えてシュートするも入らず、リバウンドをとられ中村に点を許す展開。中村もセンターを休めるメンバーチェンジをするが、逆に精華につけ込まれて失点という悪循環。お互いに単発で3Pは入るものの、29対36で前半終了。


3Q センターをコートに戻した中村はリバウンド強化。リバウンドからの速攻や崩しで試合を優位に運びます。精華は焦りからガード陣のミスで、一時は14点のリードを許す。メンバーの入れ替えや必死のディフェンスでこれ以上離されたくない精華はルーズボールに、ロングリバウンドに執念をもやす。しかしながら中村のベンチワークで凌がれて、38対48で3Q終了。


4Q スタメンを戻し、初めから積極的に守る精華に4Q中盤チャンスが訪れる。ディフェンスからの早いパス展開、3Pが決まる。その後連続でパスカット、連続3Pと一気に5点差に詰め寄る。堪らず中村はタイムアウト。タイムアウト明け、しっかりと点数を加算し7点差に広げる。再度、精華は差を詰めようと3Pを放つが、これが打てども打てども決まらない。精華はオールコートプレスで翻弄するも中村のガード陣がきっちりとボールを運び、56対63で中村学園が勝利。