◆男子
九州大会2位の福岡第一高校は、今大会走るバスケットに磨きがかかり、堅いディフェンスで相手の思うようなバスケットをさせない強さをつけてきました。またどこからでも打てる3Pとリバウンドの強さで、今大会も順当に勝ち上がっています。
九州大会3位の福大大濠高校は、3年生の力に加え新一年生の大型補強により九州大会時以上のオフェンス力をつけ、伝統校らしい戦いをしてくれるでしょう。
宗像高校はガードを中心に創造するバスケットで勝ち上がってきました。チームの呼吸をあわせての攻撃ができれば面白い存在です。
玄界高校は運動能力のの高いガードを中心に、トリッキーにアグレッシブなバスケットで勝ち残りました。インサイドプレーヤーの点数如何では上位食いもありえる存在です。
◆女子
九州大会チャンピョンの福大若葉を中心に大会は進むでしょう。大型センターはいないもののそれを補うフォワード陣の得点力、安定したガード陣の3Pとオフェンス力には他を寄せ付けません。今大会はディフェンス力もアップし、大本命です。
精華女子は、予選で伝統校の中村学園を下し、再度勝負という組み合わせです。アグレッシブなディフェンスが信条で、そのルーズボールを追う力は目を見張ります。今回も目が離せない一戦となりそうです。
中村学園は予選で精華女子に敗れる波乱はありましたが、そこは伝統校。リベンジでこの大会に挑んでくるでしょう。ガードを中心にインサイド陣がどれだけ得点をし、リバウンドがとれるかが勝負の分かれ目になるでしょう。
折尾愛真はサイズこそないもののガード陣の1対1、思い切りのいい3ポイントで勝ち上がってきました。早いオフェンスとコントロールするオフェンスの組み立てでどこまで迫れるか、見所です。
◆管理人の目
男子は福岡第一高校の安定は堅いところです。宗像 対 福大大濠戦は、一発勝負に宗像がかけてくれば楽しみな準決勝になります。勝負の分かれ目はリバウンドとインサイドの活躍になると思われます。
女子は福大若葉が最有力です。こちらも 精華女子 対 中村学園 の準決勝が最大の山場になりそうです。お互いを知り尽くした両チームは、4月より3回目の対決になります。当日のコンディション次第ではどちらが九州大会の切符を手にするか、わからないところです。