2012年9月11日火曜日

2012 ウインターカップ 福岡県女子決勝 精華女子VS中村学園(2)

ハーフタイム明け、攻防がどう変わるのか。
インサイドに特にこだわらない、展開とドライブの攻防が激しさを増す。


3Q,4Q(後半)


ハーフタイム明け、中村はインサイド井上のシュートですぐさま同点とする。
しかしながら、前半の勢いをそのままに精華は運動量を上げ、ボールが回り始める。
牧島のジャンプショットが決まり、本来の動きを取り戻しはじめた精華。
連続して栗原のシュートも決まり、35-31と引き離しにかかる。

中村はオフェンスが混乱するも水上のロング3Pで、必死に食い下がる。デイフェンスをゾーンにかえ、守りを固める中村。精華栗原はすかさず3Pを決め、流れを渡さない。
中村もシューター水上にボールを回し、得点を取る。
取られたら取り返す攻防となり、栗原が3Pを沈め42-37とリードを守る。

精華は着実に点を重ね、中村にプレッシャーをかける。
激しいマークに水上がフリーにならない。安間もパスする相手がなく、自ら3Pを打ち、これを決める。この3Pを機に安間の動きがキレ始め、精華は安間のドライブを止められない。安間はディフェンスの隙をつきジャンプショットを決めて、逆転に成功。

精華はガード安間の動きを止めようと必死になるも、フリーの水上にパスが回わってしまう。水上はゆっくりと構えて3P決め、45-49
3Q終了間際、林がジャンプショットを決め47-49で3Q終了。




4Q、これまでデフェンスやリバウンドに徹していた織田の得点から始まり、勢いずく中村。
精華 林もファウルをもらい、フリースローを決める。さらに織田、井上の連続得点で差を広げ51-55、精華1回目のタイムアウト。

タイムアウト後、セットプレーから林がシュートを決め必死のディフェンス。
精華は折り返し牧島のバスケット・カウント、フリースローも決めて55-55の同点としたところで、中村1回目のタイムアウト。

タイムアウト明け、中村はマークの厳しい水上から米倉にボールを展開、米倉も期待に応え連続3Pを決め盛り返す。
両校の優勝に賭ける激しい攻防が繰り返されます。
詰められた得点を引き離す栗原のシュートが決まれば、安間も入れ返す。
残り時間が2分を切り63-63精華2回目のタイムアウト

終盤の激しいデイフェンスで守り切ろうとする精華は、水上にファウルをしてしまう。
水上はフリースローをしっかり決め、63-65で精華3回目のタイムアウト。

残り時間1分弱、精華ボールのスローインから始まるも中村必死のディフェンス。
精華 林のシュートはリングに嫌われて中村のリバウンド。
中村2点リード、安間はゆっくりボールを運び時間を使う。
精華の万事窮すかと思われた残り10数秒、中村がストーリングに入ろうとした瞬間、精華のスティール、レイアップシュートを決めて65-65

残り時間4秒足らずで、中村はボールを運ぶもタイム・アップ。
延長戦へ。

(続く)