2012年9月10日月曜日

2012 ウインターカップ 福岡県女子決勝 精華女子VS中村学園(1)

2012年9月9日 アクシオン福岡会場にて福岡県予選 女子決勝が行われました。

女子決勝にコマを進めたのは、本年度各大会の県大会を制し、インターハイ3回戦進出の精華女子高等学校と県大会で2位に甘んじているインターハイ出場の中村学園女子高等学校の対戦となりました。

並外れた運動量とスタミナを武器とする精華女子、対して九州屈指のリードガード安間を擁する中村学園に好ゲームの予感がします。



1Q、2Q(前半)

トスアップから激しい主導権争いに、最初に得点をしたのは中村学園。負けじと精華女子も入れ返す。気合の入った中村学園のディフェンスに堅さのとれない精華のシュートは入らない。安間の2Pから流れをつかんだ中村は精華の裏をついて着実に点を重ねる。
精華はエース林にボールを集めようとするも中村のディフェンスがボールを持たせない。シュートに対してプレッシャーをかけ、リバウンドから速攻と立ち上がり主導権を中村学園が握る。

やっとシュートが決まり始め、精華の林が2Pを決めて12-15
うまくリズムを掴めない精華はタイムアウト、修正を図る。


安定した安間のパスワークとドライブの切り崩しで精華ディフェンスを翻弄し、シュート決める中村学園。ディフェンスでリズムを作りたい精華だが、シュートがリングに嫌われ、逆に速攻を許してしまう。12-20となった時点で精華は堪らず前半2回目のタイムアウトをとる。
タイムアウト明け、精華はカットプレーから中村のディフェンスを翻弄し始める。速攻からの3Pが決まり、徐々に中村に迫る。お互い譲らず、一進一退。
疲れの見え始めた中村は23-24でタイムアウトをとる。


さらに運動量を上げて、マークの甘くなった中村のデイフェンスに、精華栗原の3Pで逆転。
勢いが出てきた精華はリバウンドから林への速攻ロングパスが通り、一気に引き離しにかかる。流れが精華に傾きかけた一瞬、中村の水上の3Pがその流れを断ち切る。また引き離されまいと安間がドライブで切り崩しアシスト、得点を重ねる。

両者譲らず、前半は31-29精華リードで終了。

(続く)